【三】昔話、羨ましかった話

僕は高校に上がってからドラムを始めた高校デビュードラマーです。

ですが、

やはり中学3年の後半くらいから、ドラムやりたいなと意識し始めたわけです。

膝叩いたり、音楽に合わせて真似(のような動き)てみたり、机に本とか並べて叩き回してみたり。

これだけでも案外それっぽくなるもんで、何にも意識してない人よりは手足が動くようになってました。

本物のドラムを叩くのは高校に上がってしばらくしてからでしたが、入学時にドラムの形をした、ちゃんとした練習台をゲットし、ちゃんとスティックを持って遊び始めました。

で、入学して。

授業に芸術の選択があって、

音楽、美術、書道

の3つから一つ選ばなければならなかった。

実はワタクシ、

今は見る影もないですが、

書道3段なんです。。

小学校の頃ですけどね。

それで、成績とか通知書のことを、なんか考えてしまって、書道を選択したんです。

書道なら特に苦労もなく好成績やでよっしゃーなんて思ってました。

で、しばらくして授業が始まっていき、同じクラスでも科目が異なってバラバラの教室に移動とかするわけです。

それで何日か過ごしてると、お昼休憩に、

なんか

ぺけぺけぺけぺけ

ぺんぺん。。

ぺれんぺれんぺれん

あちこちで音がするんですよ。

気になって音のする方を見にいくとなんと、

いろんなやつが、

す、スティックで壁とか床とか叩いてる。。。

冗談でも何でもなく、

この学校はドラムやりたいやつだらけだと思った。笑

でもなんか近づいて様子を見てると、みんな同じ音符が書かれた紙を見ながらやっている

音楽の授業だったんです。

ほんとに、

あああああああああーーーーしまったーー!!!

って、後悔した。笑笑笑

音楽の授業って、

なんか「音楽=歌」ってイメージがありました。

それか音楽の歴史か。

今となっては、

その全てに興味はあるんですけど、

思春期真っ盛り。。

歌うのはなんかなぁ。。(恥ずかしいという意味)

そんな思春期の若者全員を、

裏切った音楽の先生

お見事です!!

休憩時間にまで音楽を選択した同級生は、なんとまあ楽しそうに、

「できたー!」

「あー間違えたー!」

って、、いいなぁー。。

なんならそれきっかけで何組かカップル成立したんじゃないかね!笑

ワタクシは、

歯を食いしばって、

筆を取った。。。。

書道も好きだったので、

真っ直ぐ字を書きそして、

2度目の歯を食いしばって、

誰も見てない自宅で、

ぽこぽこぽこぽこぽこぽこ

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